再レビュー。
2003年ごろDVDレンタルで発見し鑑賞。昔から友達にオススメしまくってる映画。最後のどんでん返しが多少強引すぎるけど、まぁそれも一興。”視点”を軸に構成されるスタイリッシュな映像も好み。
単純に三角関係を描いたサスペンスと思いきや・・・後半にかけては何度も見る側の推理を裏切って、最後まで結末を読ませず、楽しませてくれます。
主演のガエル・ガルシア・ベルナルは「アモーレス・ペロス」、「モーターサイクル・ダイアリーズ」、「天国の口、終わりの楽園。」など当時は旬な役者だったし、カルメン演じたナタリア・ベルベケはすごく魅力的で、色んな顔を見せてくれます。もっと見てみたい。若きトム・ハーディ、ジェームズ・ダーシィなど他の役者も後で考えるとなかなか豪華。
タイトルは、「"i"の上にドットを入れ忘れないように」から転じて「最後まで気を抜くな」という意味の格言だそうな。
・・・そういや、ガエルって「サルサ!」のヴァンサン・ルクールと笑い方がそっくりかも。
