ジェーン・フォンダ発案の"ウーマンリブ"コメディ。興行収入1億ドルを突破した初の"女性映画"。
3人のOLが、セクハラ上司をやっつける。
"You're a sexist, egotistical, lying, hypocritical bigot."
面白かった。『ワーキング・ガール』(88)みたいなポップなコメディかなと想像していたけど、もっとブラック・コメディ寄り。想像以上に深刻な事態になっていったが、結末はとてもスマートだった。1980年の作品だということに意義があるし、ディズニー+が配信していることにも主張がある。
3人のリベンジ妄想シーンが痛快。西部劇、ディズニー・プリンセス映画、『メリー・ポピンズ』など、ある意味女性たちを型に押し込んできた過去の映画をモチーフにしている所が巧い。そしてそれをちゃんと映像化しきった所が素晴らしい。映像にはやはり力がある。
"9 to 5"♪をバックに、70, 80年代ロスの通勤風景を映したオープニングが最高。この有名な曲がこの映画オリジナルだったとは知らなかったし、それを歌う歌手兼女優のドリー・パートンについても知らなかった。『マグノリアの花たち』にも出演してたんか。
セクハラ上司。トイレで上司の愚痴。密告屋。ゼロックスの大型コピー機に翻弄される新人社員ジェーン・フォンダ。
女性による職場環境の改善。フレックスタイム制の導入、幼児託児所の設置、模様替え🟠🟡、服装の自由化。
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