トモ子

デリカテッセンのトモ子のレビュー・感想・評価

デリカテッセン(1991年製作の映画)
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やっとこさ観賞できて大満足。
同監督のアメリとロストチルドレンが特にお気に入りだけど、この作品の退廃的な雰囲気、それを含んだ映像全体の色彩がすごく良かった。
どれも身近に存在するものだけど鑑賞する側は別世界を楽しめるそんなフィルターのかけ方はどの作品でも共通してるけどこの作品は特にそう思った。

核戦争後のパリという設定はもちろん、精肉店とアパートという小さなコミュニティで繰り広げられる人々の欲の描かれ方がとても面白い。
もちろん装飾など細かなディテールへのこだわりも見ていて楽しい。

ドミニク・ピノン演じるルイゾンの純粋さと少しズレてるあの感覚、そのバランスが絶妙。
ちなみにジュリー役のマリー・ロール・ドゥニャがめちゃくちゃ可愛いの!!
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