森の中の女の子だけの寄宿舎と、なんともダークでファンタジーなテーマと監督らしさの詰まった映像魅せ方に見入ってしまいました。
少女達の表情ひとつひとつが絵になりますね。水泳の授業やバレエのシーンはいやらしさはなく、逆にバレエの舞台のシーンではねっとりとした嫌な雰囲気が漂っており、言葉は少ないながらもシーンごとに伝えたいものが伝わってくるようでした。
最終的になんの目的で連れてこられてどこへ連れていかれるのかは明かされませんが、その多くは語らない部分がよくも悪くもフランス映画らしさが出ていてよかったです。
