電気羊

2001年宇宙の旅の電気羊のネタバレレビュー・内容・結末

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

まさしく映画体験!な映画。
この作品が流れている間、自分の実体や感じていた時間をどこかに置いてきてしまったような不思議な感覚になった。
考えても答えに辿り着けそうでつけなくて、
ただただ身を委ねていた時間が心地よく感じた。

HALとの攻防戦での緊張感は尋常じゃなく、
無音の中で呼吸音だけが聞こえてくるのがさらに不安を増幅させていく。でもそこには、強く生命を感じた。

テレビや映画で幾度となく使われてきた印象的なあの曲も、何度も聞いてきたはずなのにどこか新鮮でそして壮大に感じた。


チャーリーとチョコレート工場のテレビ画面からチョコを取り出すシーンは、本作のオマージュだったことに気付きました。
まさか"モノリス"が"チョコ"になってしまうとは、キューブリックもビックリ。
電気羊

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