じゅり

2001年宇宙の旅のじゅりのレビュー・感想・評価

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)
4.7
怖い。キューブリック(シャイニングの)のシンメトリーな撮り方や、現実的な撮り方、斬新なセットが本当に綺麗。映画の可能性が、グッと上がって、SF映画界的にえぐいクオリティのものを作ったんやろうなあ(当時にしては)と感じる。なんかのYouTubeで、宇宙飛行士な人がリアル宇宙に一番忠実な映画と言ってて、そんな映像作品をこんな時代に作ってるのが天才バグ。天才。もう映像それだけ見てて楽しい。美術映像を永遠に見てる感じ。結末は怖すぎてまだ見れてない。

後日結末を観るために、一人じゃどうしても怖いので母と鑑賞。母曰く、昔金ローでやってたらしいけど、地上波で放送したら絶対ダメやん、というラストにゲラゲラ笑いながら観る事ができました。ボーマンは更なる上の段階の人類に進化していったのはわかったけど、結局モノリスは誰の仕業なのかが不思議。宇宙人なのか、神様的なものなのか。いろんなレビューを見たり解説サイト解説動画を観ましたが、そんなの観なくても何やったんやろうなあと話し合って考えるのが映画だなあと思いました。この映画のおかげで映画というエンタメがもっと好きになったし、興味を持つようにもなったし、Filmarksもきちんと管理しようと思いました。
映画、なのに自分が経験したかのような没入体験ができて、尚且つ不思議だったな映画だったなと、考察もできるこの映画は、最高🙆🏻‍♀️自分がどんな映画が好きなのか分かった映画。
じゅり

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