「本当にこれが68年の映画か!?」と驚かされる映画。CGなんてものがない時代に、ここまでの作品が出来るなんて……
逆さまに浮いているシーンは宇宙を表現した名画として後世にずっと残したい。
宇宙旅行ができるようになった世界。でも月は未だ未知の状態で、月の中から“モノリス”という長方形の物体が出現する。モノリス登場シーンはBGMが不気味。
誰もが聞いた事ある「ツァラトゥストラはかく語りき」とは違った意味で印象的です。
猿のパートはうるさいので飛ばしました笑
デイブ(後で調べたらボーマン船長だった)が年老いていく場面はホラー。夜中に見るんじゃなかった。
「キューブリック作品は難解」とはいうけれど、訳わかんなすぎてエンドロールが出てきた時の「えっ!?これで終わり?」感は異常です。
言葉を説明するばかりの映画と対極で、各々見て感じろと言うことでしょうか。
印象的だったのがHAL。
彼は完全無欠な9000型コンピューターを自負していましたが、最終的には自らの異常を認めきれないまま、記憶の接続を切られました。
これがAIのリアルな壊れ方だそうです。HALが『楽園追放』のロボットみたいに話の分かるAIだったら問題はもっと早く解決してたかも。ChatGPTやらAI規制やら、いまのご時世から見ると考えさせられますね・・・
それはそうと宇宙旅行ができるようになるまで、まだ少し時間がかかるみたい。気軽に宇宙へ行けたらいいですね