TakiRe9uieN

2001年宇宙の旅のTakiRe9uieNのレビュー・感想・評価

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)
4.8
かなり好み。

もちろん初見はよくわかりませんでした。。。

ある日、ヒトザルの前にモノリスが出現した。
その影響からか無知であったヒトザルは動物の骨を駆使して狩りをするようになる。これすなわち人類の進化の第一歩である。時は進んで人類が月に着陸するようにまで発展した時代。人類はモノリスを発見し、それが受信装置の役割をしていることに気づき、その受信先である木星へ最新型のAIであるHALを搭載した宇宙船は木星を目指して進路を進める。というお話し。

個人的にHALの人間らしさに恐怖した。
自分が完璧であるという意識。
それゆえにミスをしないというプライド故の、ミスを隠ぺいしようとする工作。
これほど人間味のあるAI見たことない...
今でいうところのシンギュラリティをこの時代から表現できているのが凄すぎる。

見る人次第で評価や感じ方が違うスタンリーキューブリック節がよく効いた作品だと思った。
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