Taki鮫takiさんの映画レビュー・感想・評価

Taki鮫taki

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君だけが知らない(2021年製作の映画)

3.6

記憶失ったらカナダへ行こう

⚠️ネタバレ注意⚠️

監督も俳優も全く知らない完全未体験の作品でした。

とある事故で記憶を失ってしまったスジンは夫のジフンとの生活を再スタートするのだが、それからとい
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.1

⚪︎王道ミステリー映画

⚠️ネタバレ⚠️

ライアンジョンソン監督が手掛ける、ミステリー作品である本作は監督自身が「アガサクリスティを思わせるミステリー作品を作りたい」というコンセプトで制作されてお
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

遺産相続はどんちゃん騒ぎ


ウェス・アンダーソン監督のコメディジャンルの作品でした。23年の「アステロイドシティ」を視聴したかったのでいつか観てみたいと思っていた作品。

本作を視聴してまず目を引い
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陪審員2番(2024年製作の映画)

4.3

あなたならどのような決断をする?

クリント・イーストウッド監督の引退作ともいわれる今作はメインキャストに、ニコラス・ホルト、トニ・コレット、J・K・シモンズなど名のしれた俳優が多くキャスティングされ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.8

過去と未来からの”挟み撃ち”

⚪︎とにかく複雑で難解なSFアクション

公開当初から見ていましたが曖昧なまま放置していたため、最近4回ほど視聴して何とか理解は深めることができました😅

本作はクリス
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エルヴィス(2022年製作の映画)

4.1

⚪︎伝説の男エルヴィス・プレスリーの栄華と没落

「ムーラン・ルージュ」や「ロミオとジュリエット」などで有名なバズ・ラーマン監督作品であり、「華麗なるギャツビー」以来の約10年ぶりの新作となった本作は
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.6

やっと入場した🍫

⚪︎ティムバートン節満載のブラックファンタジー

ティムバートン監督が手がけた昔ながらのジュブナイルテイストの濃い作品でした。キャストには同監督の作品「シザーハンズ」や「ギルバート
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アダムス・ファミリー(2019年製作の映画)

3.4

過去に視聴

気が向いたらレビュー入れます。

結構面白かった印象

ライオン・キング:ムファサ(2024年製作の映画)

3.8

知られざる「ライオンキング」の前日譚

⚪︎ムファサとスカーの出会いと因縁

ディズニールネサンスを支えた名作、ライオンキングのCG作品の最新作。1.2と順番にやっていくのだと思いきやまさかの完全新作
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.7

アリアスター最新作のオデッセイスリラー

⚪︎分類はコメディ?アスター節満載の新感覚スリラー映画

「Beau Is Afraid」

へレディタリー「継承」、ミッドサマーを手がけたアリ・アスター監督
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.8

日本発の長編ストップモーションムービー

⚪︎独特な世界観をストップモーションで作り出した大作映画

堀貴秀監督が手がけるストップモーション長編作品。制作期間はなんと7年を費やしており、堀氏監督のフィ
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

2.6

現代版「そして誰もいなくなった」なのか?

東野圭吾のミステリー小説が原作になっており、重岡大毅、間宮祥太朗、西野七瀬、堀田真由が出演した。

演劇のオーディションのため、ある一軒家に招待された劇団員
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.0

予告は見ないで。。。

⚪︎ブラムハウス産ジュブナイルサイコホラー

⚠️ネタバレ感想⚠️

スティーブン・キングの息子である、ジョー・ヒルが手がけた小説「黒電話」が原作となったスリラー作品。

ただ
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.8

A24産の宗教スリラー

アニャの美貌に魅了され最近作品追っかけてます。

とある理由で入植地から追いやられてしまった家族は、荒れた森に移住しなんとか生活を送っていた。そんなある日、家で奇妙な出来事が
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炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)

2.5

スティーブン・キング✖️ブラムハウスのSFアクション

極秘実験を受け、特殊な能力を使える様になったアンディーとヴィッキーはその能力を隠しながら生活していた。娘であるチャーリーもまた能力に目覚め力をコ
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フレッシュ(2022年製作の映画)

3.2

飯テロカニバリズム

⚪︎現代風刺が効いたソフトグロテスク映画
ディズニー+で配信中の全く情報がない作品。の割には「いい体してるぜ」で有名なセバスチャンスタン、同年に「ザリガニが鳴くところ」で主演に抜
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.0

前情報無しでの視聴を推奨します

ブラックコメディ要素が豊富という前情報しかない状態で視聴したことで、大分ノレたかなといった印象があります。ぜひ予告、キャストは伏せたまま観てもらいたいですね。


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(2023年製作の映画)

4.6

「首」それすなわち証であり、象徴である。

⚪︎戦国時代版「アウトレイジ」
「首」を目標にほぼ北野武監督作品を見てきましたが、やっと!最新作に追いついた次第であります。この作品にはいわゆる武イズムだっ
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黒い家(1999年製作の映画)

4.1

90年代の終わりを告げる凶作

⚪︎国内外に影響を与える人怖ホラー作品
森田芳光監督が手がけた原作小説「黒い家」の実写映画、当時見ていた大河ドラマ「真田丸」に出演していた若かりし内野聖陽と多分出演作を
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ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

4.8

「人生は時に人を屈服させようとするが、その度に立ち上がらねば」

⚪︎人生の巡り合わせ
監督はダン・フォーゲルマンという脚本家の方が担当。あまり聞いたことなかったけど「塔の上のラプンツェル」の脚本の経
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

3.8

シックスセンス見てない方は先に観てきて!

⚪︎短期記憶喪失障害の女性
ドリュー・バリモアとアダム・サンドラーをキャストに迎えた作品。ルーシーの弟はこの前見たルディで主演を務めたショーン・アスティンも
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.2

大捜索!

⚪︎最新テクノロジーを駆使して探し出せ!の続編
1を見た時の興奮が蘇ったような気がします。PCの画面内だけで進行してくのは本当に新しすぎますよね。

高校生のジューンと母は不仲ですれ違い合
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夢の中へ(2005年製作の映画)

2.5

夢の中へ〜行ってみたいと思いませんか〜🎵

園子温監督作品。

個人的には「冷たい熱帯魚」がベストオブ園子温です。

冷たい熱帯魚にも監督特有の難解なシーンがあったりしましたが、この作品は全編よく分か
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

4.5

この世で一番悪い奴ら②

〈⚠️ネタバレ感想⚠️〉

⚪︎エンタメ性を重要視したヤクザ映画の金字塔
敵対していた大友と池本組の木村が獄中で再会。この時点でもうすでに面白い。

アウトレイジの5年後の世
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アウトレイジ(2010年製作の映画)

4.4

この世で一番悪い奴ら①

〈⚠️ネタバレ感想⚠️〉

⚪︎エンタメ性を重要視したヤクザ映画の金字塔
「芸術を意識して撮った作品は当たらない。観客の想像力に頼るという我儘な撮り方はマズイと思った」と語っ
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.6

このリストは「命」だ

〈感想〉

⚪︎ユダヤ人虐殺に救いの手を差し伸べたオスカー・シンドラー

「ET」や「インディー・ジョーンズ」などファミリー層向けの作品の印象がありがちなスティーブン・スピルバ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.6

タイムパラドックスが起きた!

〈感想〉

⚪︎タイムトラベルの常識を作った作品
なんだかんだ続編観てなかったなーと思い視聴しました。友人からは「2の方が好みだと思う」とのことだったのでワクワクしなが
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血と骨(2004年製作の映画)

3.0

暴力、暴力、暴力

〈感想〉

最近は北野監督の作品を観ているので、出演作も観てみよう!と思ったのがきっかけでした。しかし、そんな軽い気持ちで観れる作品ではなかったですね・・・。

戦後の大阪に移住し
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アキレスと亀(2008年製作の映画)

3.6

芸術ってなんだろう?

〈⚠️ネタバレ感想⚠️〉

⚪︎芸術家の人生を「数学的逆説」で表現した
絵画を描いていたことがある北野監督は「芸術って屁理屈みたいなもんだけど、コンセプトアートなど何らかの理由
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監督・ばんざい!(2007年製作の映画)

3.3

作家性爆発

⚪︎監督としての北野武を描く作品
最近北野武作品を観て勉強中ですが、北野監督が撮る作品は型にはまらない作品ばかりで観ていて飽きないです。にゃんこスターのアンゴラ村長の話で「たけし監督の映
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.9

音楽と家族の素晴らしさ

〈⚠️ネタバレ感想⚠️〉
⚪︎ディズニーで最も死の概念を追求した作品
 食わず嫌いしていた作品でしたが結果観て良かったと思える作品でした。この作品は日本でいうところのお盆の風
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キラー・ナマケモノ(2023年製作の映画)

3.1

モンスターコメディ映画

〈感想〉

⚪︎次世代に向けた新しいモンスターパニック
 上映時期が近い「コカインベア」と「キラーナマケモノ」比較するとだいぶ現代風刺が効いた新鮮味があるモンパニ映画でした。
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.4

壁際の僕が一歩前へ踏み出す

〈⚠️ネタバレあり感想⚠️〉

 スクールカースト底辺の青年チャーリーが、ある兄妹との出会いをきっかけに壁際族の生活から一変し華々しい学生生活を歩みはじめるというストーリ
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座頭市(2003年製作の映画)

3.2

世の中、見えないこともまた一興

⚪︎北野武初となる時代劇映画
 「時代劇でタップをしたかったんだよな」という理由で撮られた作品。盲目の居合の達人という設定までは同じですがその他の設定は一新され、勝新
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Dolls ドールズ(2002年製作の映画)

2.9

人形浄瑠璃の恋模様の実写化

〈感想〉

⚪︎北野武監督史上最も謎深い映画
 北野監督が手がけた「あの夏、一番静かな海。」以来のラブストーリー作品ですが、自分にとっての初めての北野武発ラブストーリーで
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