らす

2001年宇宙の旅のらすのレビュー・感想・評価

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)
4.5
2回目鑑賞、意味分かった。こんなにも映画界に影響与えてんだな。

〜ネタバレなし感想〜
2回目鑑賞、バチくそおもれぇじゃねぇか。実質この映画は3時間ある。意味わかんなすぎて映画単体と解説動画を見るためだ。予習なしで見るなら「音がない宇宙空間の表現、あの有名な音楽、ノーCGでこの映像」に注目して見ていただきたい。注意、寝るなよ?
1回目鑑賞の僕のパニックになってるときのレビューはコメントに載ってます。

ネタバレなし感想って他に何書けばいいん?



〜ネタバレあり感想〜
よし、語るぜ。2回目鑑賞して思ったことがある。「てーんてーんててーん」を3回も使うともう笑いになる。1回目の鑑賞時にも笑ってた。ちなみに映画「バービー」でもパロディされていたが、簡単に言うと「前の価値観を壊し、新しい価値観がうまれた。」という意味がこもったシーンになっている。
本題へ入ろう。元々、多々ナレーションが入っていたらしくもっと分かりやすい作りになっていたらしい。ただし、そこは問題じゃない。星が爆発して作り直される表現をラストのあのキモイ光だけで理解させようとするなよ。無理だよ。怖かったよ。(ちなみに、元々この後に猿人のシーンが入る予定だったらしい。)次に、この映画はダーウィンが見つけた進化論が元になっているらしい。猿人から人間。じゃあ、次は何になる?と、言うのがこの映画。ちなみに、「神になる。」らしい。あのラストの赤ちゃんは「神」だ。ムズい…最後に、あの白い部屋でえげつないスピードで年老いていくシーン。元々、宇宙人と宇宙人の街で起こるシーンだったが設定が思い付かずに人間が1番もてなされたいと思う場所にしたらしい。あそこがもう、ほんとに困惑しまくった。僕も、死ぬ時は歌を歌いながら死にます。
だが、確かに解説ありだと本当に面白い映画。「町山智浩 2001年、宇宙の旅」と検索してみてください。

おまけ⇨この映画は、Hal9000vsデヴィットつまり、人工知能vs人間を表し、結果人間が勝利するエンドだが、逆にスティーブン・スピルバーグ監督の「AI」という映画では人工知能が勝ったというオチになっていて実は対になっている。あと、「AI」に出てくる宇宙人は「2001年宇宙人の旅」の宇宙人の初期デザをキャメロンがスピルバーグにあげてスピルバーグが使ったと言う小ネタがある。
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