あしかび

2001年宇宙の旅のあしかびのレビュー・感想・評価

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)
4.6
宇宙が不気味で冷たく、それでいて美しい。恐ろしいくらいに深い闇に吸い込まれる感覚があった。

猿に与えられたものは、動物を圧倒的に超越するもの、つまり人間たらしめるものだった。
もし次に何かを人間に与えられたとしても、それはまた人間を圧倒的に超越する存在たらしめるもので、それは人間には到底想像できないほどのものだと感じた。