ちはな

その土曜日、7時58分のちはなのレビュー・感想・評価

その土曜日、7時58分(2007年製作の映画)
3.5
結局何も解決してないよね?って感じでモヤっと終わる

それぞれお金に困っている兄弟の兄が 宝石店強盗を弟に持ちかける
その宝石店は老夫婦で経営している小さな店
何故 この店を選んだのか?つーのがポイント!

計画では誰も損はしないはずだったが 強盗に失敗し どんどん追い詰められていくふたりの駄目駄目っぷりが見事に描かれている

特出すべきは家族の関係
なんか ギクシャクした家族でさぁ~
なかでも兄・アンディと父の確執
アンディは父とうまくいかないことを ずーっと気にしてたようで
「自分は本当の子じゃないのでは…」とまで思っている
最後の父の行動を観ると
「うん、違うよねきっと」って思っちゃう

ひとつの事件を 複数の人目線で追っていくので
時系列が入り組んでてちょっと大変
けど フィリップ・シーモア・ホフマン(どこつまんでも 柔らかそう) 、イーサン・ホーク(野暮ったくってハマってた)、マリサ・トメイ(エロかわいい)と俳優陣が見事なので嫌いになれない
ちはな

ちはな