上ではなく下へ行くＳＦ映画。
この作品が公開された頃は、地球の危機を救うために宇宙へ行くのがブームだった。
その流れに逆行するかのように本作は地下に、地球のコアに向かっていくというＳＦ作品。
映画のことはさて置いて、各国は宇宙開発に注力しているが、地球の内部資源探索に注力しているという事象はあまり聞いたことがない。
確かに宇宙には未知の可能性が数多く存在するのかもしれない。
だが地中にもまだ未知の可能性が埋もれているのでないだろうか？
地表から地球のコアまで約6400km。人類が到達したのは地球の表面も表面、たかだか10km程度だ。
まだ自分たちの住む星のことすらわかっていないんだから、まずは頑張って地下に潜ってみないかい？
っていう発想は、費用対効果が悪いのか、全然実現しそうにないのが悲しい。
そんな僕の夢を叶えてくれたのがこの作品。
まぁ、一流作品と比べると予算的にも厳しいようで、中途半端な感じは否めないし、アメリカ万歳的な色が強いのもちょっと気になったりする。
でも、好きなんだからしょうがないよね。
主演のアーロン・エッカートが好きなので、それも影響してるかな。
ときどき観てしまう、そんな作品です。
