クリストファー・ウォーケン主演、1983年産ヴァーチャルリアリティー的フューチャーSF。
2016年に観るには全てが時代遅れのレトロフューチャー的世界観なので、「今やVR端末がPS4で販売される感じなのに、見た目的にはSCSIレベルの接続だし、データ自体も光学フィルム？かなんかで読み込むのとか古過ぎじゃない！？」という印象。
Wi-Fiが普通の時代に観るSFとして、有線接続メインだとやっぱ少し萎えるかな〜。
…と思いきや、意外や意外。
今やちょっとタルい前半とはうって変わって、後半はなかなかスリリングな真相究明モード。
最終的に、ある意味ではクトゥルフ的な風呂敷の広がりアリ。
攻殻機動隊風のドリフとして観るとけっこう面白い気がします。
「超ハイテク」な映像がブラウン管に映ってるノリが大丈夫なら楽しめるかと！
P.S.
あの女科学者の走馬灯メモリーは流通したら、完全に呪いのビデオとしてJホラーの礎として（以下略
