開始5分で釘付けになりました。
三船敏郎ってクリントイーストウッドみたいやなーとか思って調べてみたら、マカロニウエスタンにもろ影響を与えた作品とのこと。
そういう映画史的な流れって勉強したら面白そうだなと思わせてくれるという意味でも良い作品です。
冒頭で流浪の主人公が出てきたから、てっきりおさむらいさんの殺陣ロードムービーを想像してたら、めちゃくちゃこじんまりとした宿場町が舞台になってて、空間的な広がりが全然ないのが逆に新鮮。
しかもワイルドな見た目の主人公が、見かけによらず頭を使い狡猾に世渡りをしていくストーリー展開は、意外性もあり、理屈抜きに楽しめるものとなっております。