用心棒の作品情報・感想・評価

「用心棒」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

刀VS銃どっちが強い!?という男の子なら誰しも通ったであろう疑問。いやいや、そんなの遠くから撃てるんだから銃の方が強いに決まってるでしょ。と落ち着くはず……いいえ、それでもこの映画は刀が勝つんです!しかし、どっちも格好いいし、どっちも強い。最高of最高。
林檎

林檎の感想・評価

5.0
三船敏郎がオープニングから、いきなりカッコイイ。
2018/10/20
三船敏郎の渋い男臭さ
格好良さが
存分に発揮されている作品。

飄々としていて、しかし仁義のある
この男の魅力。

白黒の世界で、風吹き荒れる中、
卯之助ら大勢相手に単身乗り込み
圧倒的な身のこなしで薙ぎ倒す
殺陣のシーンは、それだけでも
観る価値が十分ある。

これぞ時代劇だぞ
日本人て、サムライって
かっこいいんだぞ
と言わんばかりの殺陣でした。
巨匠のなせる技。
ちろる

ちろるの感想・評価

4.1
強風に舞う砂埃。
そして丑寅に少しずつ歩み寄る椿三十郎のかっこよさよ。
オーケストラの音楽の重厚感と共にめちゃめちゃ西部劇のような雰囲気で、普遍的に面白いとされる作品ならでは凄みというのを始まりからひしひしと感じます。
ニヒルだけど、たまにいたずらっ子のような笑顔を見せて本当に色男すぎる三船敏郎さん。
ほとんどが悪役で構成されてる宿場町のいがみ合いなのだけど、キャラクター設定がはっきりしててそれぞれがそれぞれの生き方の信念のようなものがちゃとあって丁寧に描かれるから、超絶ヒーローものの出来すぎた展開にもならなくて目が離せない。
三十郎の知恵で次はどんなどんでん返しがあるんだろう?ってワクワクし通しでした。
ヒールな仲代達矢さんのギラギラした眼と孤高のヒーロー三船敏郎さんの野生的なカリスマ感、敵対しながらも、まるで合わせ鏡のように互いを似た者同士だと薄っすら認識する展開も好き。
外国人の方がサムライ、サムライー♪って憧れてるのって恐らく殆どが黒澤明監督の作品のイメージなんですよね。
実際あぁいう孤高のしかもべらぼうに強くて賢い浪人侍って存在したかどうかは分からないけれど、三十郎みたいな侍がもし実在したとしたらちょっとタイムスリップしてあの砂埃の中の対決をドキドキしながら覗き見してみたい。そんな気分にさせてくれるめちゃくちゃカッコいい時代劇でした。
黒澤明という監督はとてつもなくかっこいい創作家。用心棒という作品は1961年に公開された白黒映画であり、アクション時代劇である。三船敏郎が演じる桑畑三十郎は侮れない一匹狼の侍。流浪として各地を旅する、冴えない顔をした男だ。しかし、剣の腕は逸品で、頭の回転が速くて、敵をあらゆる手段で追い込んでいく、策略家。

物語は無法秩序の宿場町に賭博を経営している清兵衛と丑寅一家の抗争に巻き込まれるが、三十郎が痛快で豪快な思考術であらゆる者を翻弄していくことになる。しかし、弱きものを守り、暴力の支配するものたちを絶対に許さない。先手必勝の殺陣は瞬殺で、敵をぶった斬る。まさに誰もが、彼を称えるカリスマ的な特異体質だ。この三十郎がいるかぎり、約束は必ず守る。

この作品は如何に偉大な作品であり、多くのオマージュとして引用されているんだなと改めて感じられました。特に新田の卯之助と亥之吉という人物は細田守監督の「バケモノの子」で一郎彦と二郎丸というキャラクターにそっくりで、いや多分だけれど、バケモノの子は絶対に用心棒をオマージュとして作られたんだと再発見。それを見つけらたらなんだが嬉しくなってしまう。古典映画であり、全く、今見ても色褪せない。これが日本のエンターテインメント作品。
とある宿場町を訪れた浪人桑畑三十郎は、泥沼化した抗争を止め町に平穏を取り戻すと豪語する。

白黒でも面白いものは面白いんだなって初めて思ったのがこの映画です。
逆に白黒だからこそ三船敏郎の渋さが際立っている気がします。

それにしても桑畑三十郎、ユーモアがあって頭が切れて腕が立つなんてもはや反則ですよね。
どの場面を切り取っても何らかの形で魅力があります。

あとは音楽でしょうか。
真面目なんだかひょうげてるんだか分かんないBGMが雰囲気とぴったり合っていました。
な

なの感想・評価

5.0
マグニフィセントセブンが大好きで黒澤作品に惹かれました。1本目から七人の侍のような長い作品は難しいかなと感じたので、この用心棒から。

結論、ツボにグッサグサ刺さる作品でした。なにこれ、もっと早くに観ていたかった。

ゴールデンカムイという明治期の北海道を舞台にした漫画に、用心棒をオマージュした茨戸編が出てきます。個人的にそのことを知れた点でも観てよかった…!と感じました。こちらも是非読んで頂きたい作品です。

つむじ風がとても印象的。
やまう

やまうの感想・評価

3.9
○○越しの○○が人でも物でも抜群に良い。

ぽくない音楽があんまりだった。
三船敏郎はカッコいくて当たり前ですが
マフラーを巻いてピストルを持つ
仲代達也に惚れました。
U-NEXTにて。先日の『椿三十郎』に続きついつい鑑賞。これまた何度観たか分からないが、大学生の頃、池袋の文芸座で初めてこれを観て黒澤映画、そしてその他の全盛期の日本映画の面白さにハマったのを懐かしく思い出す。あのテーマ曲とタイトル題字が出たところから引き込まれ、導入からムダのないテンポの良い展開で、東野英治郎演じる飯屋の親父によって冒頭で語られる場面設定の語り口が見事。三船敏郎の桑畑三十郎は正にハマり役だが、その他、河津清三郎、山茶花究、加東大介、山田五十鈴、志村喬、藤原釜足、沢村いき雄、渡辺篤、西村晃、加藤武など、脇を固める芸達者も素晴らしい。文句なしに楽しめる娯楽傑作。
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