平岩亜樹

用心棒の平岩亜樹のレビュー・感想・評価

用心棒(1961年製作の映画)
5.0
①ストーリー
20代の自分でも観ればすんなり理解できる内容。
『映画何見よっかなぁ〜』でスっと手に取る
選択肢に入る程、観やすい作品。

②キャスト
三船敏郎さんの表現力が凄すぎる。
現代のベラベラ喋る。全部口で説明するのとは違う。
全く喋らない。その表情。仕草。
本当に見習うべき。
生命力とその場の空気を感じる
立体的な演技だった。

③映像/④演出
これでもかと言わんばかりに
黒澤明が出ている。
誰もがこれを観れば黙る。
奥行きを感じる立体的な画角。
白黒映画なのに、色鮮やかに感じる。

⑤音楽
安っぽさのない。
01世代都会生まれ都会育ちの
現代っ子でも心打たれるBGM。
コミカルさもあり緊迫感もあり
きっと世界で学んだ事が生かされている。

★総合評価

▶三船敏郎/黒澤明 入門作品にお勧め。

▶三船敏郎さんからは演技、
黒澤明さんからは映像を学べる。
教材としてもお勧め。

▶個性が無いの滑舌が悪いの
演技力無いだ表現力無いだとか理由付けて
仕事を掴めない 〇〇志望 止まり
〇〇を目指す自分の姿を応援してくれる事に自分に酔いしれて夢を叶える事を諦めたり逃げでいる奴ら…
とりあえずこれ見ろ!
これを観たら何も言えない。
平岩亜樹

平岩亜樹