あんときの井上

ディープエンド・オブ・オーシャンのあんときの井上のレビュー・感想・評価

3.1
誰かに愛して欲しくて誰かを蔑ろにするんじゃなくて、誰彼も愛することで誰かを愛し愛されることができると本作で悟りました。

従って、二者択一を迫り決定したあのラストのオチには不満が残りました。

そして、せめて決定するにしても、それまでの過程をもっと丁寧に描くべきではないでしょうか?

すなわち、二者択一も二律背反することなく両論併記として両立するという価値観こそ、本作のテーマであり、今日的な意味をも有するのではないでしょうか?
あんときの井上

あんときの井上