スタンダード

パトリオットのスタンダードのレビュー・感想・評価

パトリオット(2000年製作の映画)
4.0
『パトリオット』


【1755年:フレンチ・インディアン戦争開戦】


・当時のアメリカは『イギリスやフランス等に支配(植民地化)』されており、『欧州諸国がワチャワチャ』していた。


・そしてイギリスとフランスは、アメリカでの"領地争い"を理由に対立。


・この戦争で主人公"マーティン"はイギリス側の兵士として従軍し、『敵国フランスを相手に獅子奮迅の活躍』を見せる。


・『無慈悲に人を殺める姿』は、まるで"人斬り抜刀斎"のようであった。


【1763年:イギリスの勝利で戦争終結】


【西暦不詳:マーティン結婚】


・妻との出会いを機にかつての凶暴性は鳴りを潜め、マーティンは一家の主人として"不殺の誓い"を立てる。


【そして時は流れ…。】
【1775年:アメリカ独立戦争開戦】


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『るろうに剣心』


【1863年:剣心、長州藩の奇兵隊へ入隊】


・当時の日本(幕府)は、アメリカ(ペリー)のジャイアニズム(不平等な要求)を前に為す術もなかった。


・のび太のように"ひ弱な幕府"を情けなく感じていた山口県(長州藩)のお偉いさんは、めっちゃ強い剣心を"利用"して『幕府のお偉いさん暗殺』を目論む。


・剣心はその期待に応えて暗殺をしまくり、いつしか"人斬り抜刀斎"の異名がつく。


【1864年:剣心、とある女性に出会う】


・この出会いが剣心の"運命"を変える。


【1868年:鳥羽・伏見の戦い】


・この戦いを最後に、剣心は"不殺の誓い"を立てる。


【そして時は流れ…。】
【1878(明治11)年:剣心、とある女性に出会う】


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『卒業』


アメリカ合衆国が誕生した背景には、『イギリスの支配からの卒業』がありました。


しかし独立後は、かつて自分達がされたことを他国にしています。


『ミイラ取りがミイラになる』とは、まさにこのことかもしれません。


しかし、それはアメリカに限った話ではなく、日本も含めて世界中どこにでもある話なのでしょう。


歴史には全く詳しくありませんが、『人は忘れては繰り返す生き物』なんでしょうね。
【僕も同じ失敗を繰り返してばかりです。】