荒野を行くトラック野郎たちが成り行きで警察に追われることに。だがそんなの物ともせずに突破していく彼らの姿に共鳴して、トラック集団はどんどん増殖。ついには社会現象的な巨大ムーブメントへ発展していく
サム・ペキンパーが監督なだけあって現代を舞台にした西部劇として作られている。
何者にも縛られない放浪者たちと、それを追う保安官。両者はまさに好敵手。
トラック集団を追う保安官を演じているアーネスト・ボーグナインが流石。憎々しい敵でありながら、どこかカラッと清々しい西部の男を見事に演じる。彼の笑顔が本当に素敵。
何にも縛られず自由に仲間たちと旅をする。どんな障壁も正面突破。気持ちのいい映画だった