ペキンパー版『トラック野郎』とかなんて俺得!
食堂で乱闘する場面もまさに『トラック野郎』。
バート・ヤングが愛川欽也に見えてくる。(笑)
ダックの後ろにどんどん他のトラック野郎たちが続いて来て(移動教会までも!)、まるでハーメルンの笛吹き男みたいな状態になる場面はお祭り的な雰囲気で楽しい。
トラックが横並びになり、囚われたスパイダー・マイクを助けに行くシーンは『ワイルドバンチ』の殴り込みシーンの再現になっていてアガる!
他のペキンパー作品のような乾いたタッチではないが、反骨精神は健在。終始どんちゃん騒ぎなムードで愉快痛快。
アーネスト・ボーグナインのガハハ笑いにテーマ曲が被さるラストも、後腐れなくてハッピーな余韻に浸れる。