ゾディアックのべっさんのレビュー・感想・評価

最近「殺人の追憶」とかこの「ゾディアック」とか実際にあった連続殺人物ばかり観てるんだけど共通しているのはDNA鑑定やネットによる情報共有がなかった時代の警察の「証拠」探しはホント大変だったんだなあという事。

この作品は時間、年月の経過を示すテロップが異様に多く挿入される。そしてその度、事件に関わった人々は一人ずつ退場していき、一般市民の記憶からも忘れさられていく。

しかし、プロットや画面作り、細部までこだわり抜くフィンチャーの執念は凄いねえ。