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ゾディアックのarigatouのレビュー・感想・評価

ゾディアック(2006年製作の映画)
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自分がゾディアック事件を何も知らないままこの映画を観てしまったのもあってなんだか凄く疲れてしまった。
デヴィッドフィンチャーの完璧主義が悪い方向に出ていると思った。
映画が長いしセリフも多いし、とにかくくどい。
犯人の手がかりが掴めたと思ったら何もないという肩透かしの展開ばかりで途中から観ていて完全に飽きた。

ただ別に映画自体に大きな穴があるわけでもないので単に題材が悪かったのだと思う。
そして映画内でも登場人物が疲弊していっているのと同様に自分もこの映画を観て同じような疲労感を味わうことができたので事件の再現率自体は凄く高いと思った。

映画の結末よりも過程を楽しめる人におすすめです。
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