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秋深きのitsukiのレビュー・感想・評価

秋深き(2008年製作の映画)
3.0
北新地の美人ホステスにいれこんじゃった地味な男が、なんとかかんとか近づいて、でも距離が近づくと彼女の男性遍歴など許せなくなって…

と、ジェラスガイな展開で突き進むと思いきや、なかなか強引な展開が待っています。

ほのぼのとした雰囲気があって、舞台が大阪だからか、ささやかな笑いがちりばめられていてクスクスできて楽しい。

ごはん食べながら笑いあり涙ありで楽しめました。
大きな愛情に包まれて羨ましいなと思いつつ、食後のヤクルトを飲み干したのでした。

おわり。







おまけ。

大阪で暮らしたことないけれど、暮らしてみたいなと妄想できたわけですやん。

甲子園観戦に行った時、久しぶりに大阪の女友達と再会。
ベタな大阪観光案内してもらって楽しかった。

難波でたこ焼き食べながら、今度大阪きたらうちの彼氏と会わすからな!と、元気に言っていたその彼氏は旦那さんに昇格した様でよかったよかった。

大阪が舞台のこの映画を観ていると、彼女達も面白おかしく暮らしているのかなぁと考えてしまい気が逸れる。

大阪観光の帰り道、新大阪駅に向かうタクシーの車内、気さくな運転手さんと和気あいあいとさせてもらい、たくさん笑わせてもらった。
駅に着くと、
『また、おいでな!』
と、運転手さんはあめちゃんをくれた。

あったかいな大阪。
その分涙がせつないのよ大阪。
泣いたらあかん
泣いたら、
せつなくなるだけ。

甘酸っぱいあめちゃんの味、思い出される秋の気配なのであります。
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