ボニーとクライドは犯罪者カップルの逃避行で良く例えにされていますね。
ラストシーンを知ってるから映画を観た気になっていたけど、もしかしたらちゃんと観たのは初めてかもしれない。
最後まで観た後に、もう一度オープンニングに戻ってボニーの不機嫌な表情を観たら、もうあの流れは必然だったって確信する。
アメリカン・ニューシネマの雰囲気って、分かるような、分からないような、、、
正直苦手なんですよね。
だけどこれはまぁまぁ面白かった。
あの二人が犯罪者なのにカッコよくて、二人を慕うC.W.がかわいくて、ブランチのあの金切り声さえも受け入れられるな。
実際の彼らがどんなだったか知らないけど、映画としてのバロウ一味はよく考えられたキャラクターたちでした。
苦手だった『イージー・ライダー』もこの流れで観たら、今度は楽しめる気がしてきた。