ちはな

リード・マイ・リップスのちはなのレビュー・感想・評価

リード・マイ・リップス(2001年製作の映画)
3.5
これ地味だけど話が進むにつれてハードな展開になり引き付けられる
いい人ほとんど出てこないけどね

地味で非リアな30代OLカルラは難聴で仕事中は補聴器が手放せない
しかし彼女は人の唇の動きで言葉を読む『読唇術』で 少し離れたところにいる人の会話も読むことが出来る
なんとなく利点ぽいけど 会社の同僚に「あのブス」呼ばわりされてるのも読唇術でわかっちゃったりして なんか切ない
しかもこの術を悪事に利用されちゃうっていう

彼女のアシスタントとして雇われたポール
このムショ帰りの男が曲者
その曲者にどんどん惹かれていくカルラ
男に免疫のない女子は 厄介なんだなぁ( ノД`)
カルラのポールへの思いが 彼女の行動まで変えていく(恋は盲目な感じ)
一見 水と油の様なふたり
実は似た者同士なのでは?と思えてくる

人を想うがゆえの愛から生まれる憎悪だったり 決して綺麗な愛だけが描かれてる訳じゃないのに ハッピーエンドを期待しゃう

ポール役の人 ファニーフェイスだなぁと思いながら観ていたら ヴァンサン・カッセルだった
エンドロールまで気が付かなかったァ
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