EmiDebu

ゴールデンスランバーのEmiDebuのレビュー・感想・評価

ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)
1.0

伊坂幸太郎の本が昔好きで、その時出てた本はほとんど読んでた。その中でもゴールデンスランバーは周りの伊坂幸太郎好きの間でも評判が良くて読んでみたらまぁ、面白いには面白かった。
映画のゴールデンスランバーのストーリーは原作に忠実で、下手に原作との差を作らない感じに好感を持てた。なのに不思議なのは全然面白いと思えなかったこと。
いや、そういうと語弊があるな。面白くないとは思ってない、でも映像化するには何というか観てるこっちが恥ずかしくなる代物だった。
マンホールから花火が出るところとかね。
何というか今は伊坂幸太郎そんなに好きじゃないんだけどその根元に著者の言い回しとか、学生時代の思い出に誇りを持ってる感が嫌になる時が出てきたんだよね。誇りに思うのは良いことなんだろうけどそれを押し付けてくる感じがしてね。100%個人的な意見なんだけど、花火作るの手伝ってた時代のシーンとか小説ならまだよかったんだけど寒気がしてね。でもそれは伊坂幸太郎の仕業じゃないんだろうからこの寒気をどう表現したら良いか考えてしまう。
伊坂幸太郎の何の小説家忘れたけどhere comes the sunが出てきたり、これもそうなんだけど、「俺はアビーロードが好きだぞ」っていうアピールがちょっと鬱陶しいんだよね。本当に個人的な感想だよ。

あとこの映画って誰が犯人かって映画じゃない。それはすごく斬新で好きな点
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