ゴールデンスランバーの作品情報・感想・評価

「ゴールデンスランバー」に投稿された感想・評価

ストーリーだけ見たらメッチャ面白そうで、期待満々で見た作品でしたが、予想よりはかなり落ちた感じ。

全然面白くない訳じゃないけど、長い時間の作品の割には説明不足なところが多い。

原作未読なので、どう書かれているのかは分かりませんが、何故首相が殺された?何故主人公が狙われた?黒幕は結局闇の中?とか気になるところがあまり描かれてないから消化不良。

でも正直ラストは結構好きな演出なので、そこは素直に評価したいなと。笑
ehonwolf

ehonwolfの感想・評価

3.7
話の展開といいラストといいかなりご都合主義なところもあるが、そこはそれ映画だもの。ということで許せなくもない範囲で、もともと正当派サスペンスとしてのカタルシスを求めていないせいか、ラストまで素直に楽しめた。フィクションだからこそ面白かったのは、謎の多い本作の中でもダントツに謎すぎるキャラクターのキルオの存在。あとお父さんと習字のエピソードがいい。てな感じでところどころに「もう一度観たい!」と思わせる好きなシーンが程よく散りばめられ、自分にとっては丁度いい娯楽作品。それにしても堺雅人のあのやるせない笑顔はこういう巻き込まれ系悲劇によく似合う。当時中学生だった息子に観せたら、まんまと伊坂幸太郎と斉藤和義にハマり今や私よりずっと詳しくなってしまった。
原作と同じところで。
原作が好きで観た映画。
伊坂幸太郎原作で中村監督、斉藤和義が音楽っていうのが、ハズレなし。

これを観たばかりの昔の自分なら、4.5くらいはつけていたかも。

伊坂幸太郎特有の痛快なキャラクターもさることながら、それを見事に演じ切った役者、日本ではこんなことは起きないだろうと思っても、フィクションが自然と入ってくる演出はさすが中村監督。

あまり涙を流さない自分も、3つのシーンで泣きそうになった。ロックな先輩、青柳屋、キルオあたりがよかったな。

人間の最強の武器は、信頼と習慣。
友だちっていいな。
伊坂幸太郎原作の作品を2つ見て、良いのか悪いのかよくわからなかったんですが、本作は比較的面白かったです。

何が良いって、単に逃げ続けるだけのシンプルな展開がいいですね。
序盤で最大の焦点が逃げきれるか逃げきれないかに設定されるので、あとは主人公と彼に助力する人々が見せる逃走劇に没頭できます。
スタートダッシュの上手い作家さんだと思いますが、本作では終盤ぐらいまでテンションが持続して、程よいハラハラを味わうことができました。

物足りないのは落とし方でしょうか。
複雑な余韻で締めようという意図なのかなーとも思いますが、正直、話のスケールのわりに広がりに欠ける要因になっていたようにも思えて、「惜しい」感が。
面白いんだけど、個人的には、大作にはなり損ねたかなという印象でした。
娯楽としては十分だとも思いますが。
ナツキ

ナツキの感想・評価

2.4
「このまま一緒にいてもよくできました止まりだと思うんだよね」

びっくりした。全然わかんない。
「アヒルと鴨のコインロッカー」観た時も思ったけど、これって伊坂幸太郎世界観だ。
原作読んでなくてもわかるわ。
伊坂幸太郎は「砂漠」だけ読んだけど、キャラクターが独特に奇妙ででもアニメほどぶっ飛んでなくて、その不気味さが魅力的で、ハラハラドキドキはしないけどずっと読んでいたいなって感情が湧いた。
けど、キャラ達に長く付き合ってるからこその愛着で、映画で観るとなんか違うんだ。私的には。
2時間じゃキルオにも竹内結子にも愛着湧かないし、堺雅人の顔が超絶タイプってことに気づくくらいしかできなかったわ。

それこそ原作マンガと思えば面白いのかもしれない。
花火ドヒュンとか、無理だと思う。
あと仲間の協力っぷりも、都合いい感じ。
仙台市って私が思ってるより狭いのかな?
竹内結子がボコボコにされてて、へ?って思った

ただ、「たいへんよくできましたになれない」ってセリフはすごい共感した。
そういうのって、ある。
これは妥協を極めただけであって、このまま一緒にいるのはなんかちがうぞ〜っていうの、あるよね。
ま、それで別れたらめっちゃ自己中なんだけどね。

堺雅人っていいな〜お肌ぴかぴかだな〜
私の周りでは素敵な人に出会ったと思ったら全員既婚者です。
未婚の30歳の堺雅人とどうやったら出会えるの?ラジコンヘリ?漫喫でナンパ?
佑実

佑実の感想・評価

4.0
本当にただひたすら逃げ続けるんだけど、本当に面白い!現場の緊迫感が伝わってくる、緊張しちゃった!あと音楽、斉藤和義だったからもう全てがまるく収まって良かった。
SawaDcup

SawaDcupの感想・評価

3.5
首相暗殺の犯人に仕立て上げられた堺雅人の逃亡劇

キーワードは花火
竜平

竜平の感想・評価

4.2
ある日突然、首相暗殺の犯人に仕立て上げられてしまう不運な男の話。
原作は知らない。あっけらかんとしつつもどこか憎めない主人公を堺雅人が好演。彼に突如降りかかる不条理な災難、その行き着く先、読めない展開に見入ってしまうこと請け合い。コメディというよりはシリアス、サスペンスというよりは人間ドラマ、しかしそのバランスが良くていろんな側面から楽しめる。事の真相を暴くというよりは、翻弄される姿とそれを救おうと奮闘する人々による群像劇を楽しむ映画であると言える。主人公の大学時代の友人、恋人、ひょんなことから知り合う様々な人物たち、どれもキャラクターが非常に立っていて魅力的。個人的に好きなのは渋川清彦演じる元職場の先輩。「ロックだな」で片付く感じがツボ。
この映画の素晴らしいところは伏線の張り方とその回収率。セリフの中の何気ない一言や違和感のあるシーンなど、方々に散りばめられた細かいジャブがあとからじわじわと効いてくる。これは本当に見事で、良く出来てるなと感心。全編仙台ロケということでそちらに住んでる人は更におもしろいんじゃなかろうか。日本流のエンターテイメント作品。
しろ

しろの感想・評価

4.0
伊坂幸太郎さん×中村義洋監督は、やっぱり最高です。
それに加えて濱田岳さんのこの三人が一緒になった作品が面白くないわけがない。

最初から最後までずっとハラハラしっぱなし。

友達に裏切られても信頼が武器と言える青柳はカッコいい。
そして、周りの所々での助けが抜群に気持ちいい。

伊坂幸太郎さんの作る物語はどこか切なさがあり、だけど、どこか救いがある。
tagomago

tagomagoの感想・評価

3.5
伏線回収のために都合よく物語が進行するのでいろいろと首をかしげるのだけど嫌じゃないというか。突っ込むのが野暮みたいに思えてくる。
最後の現在と過去で打ち上がる花火がなんと美しいことか。
堺雅人と竹内結子がそのまま大学生を演じるのはいくらなんでも無理があるが。

一言も喋らずヘッドホンをしてる随分と奇妙な出で立ちの永島敏行がハマってました。ショットガンの撃ち方はなかなかフレッシュ。あとキルオのもはやアニメ的キャラも濱田岳だから許せる範囲に。

中盤から後半にかけての展開をもっと詰めていけばもっと面白いと思います。
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