このレビューはネタバレを含みます
厨二まっさかりの時に初めて観たから、
キルオに憧れた。
登場人物が全体的に良い人が多い。
同僚も、アイドルも、マンホールのおじさんも、花火屋の息子も、両親も...その他みんないい奴。
人を信じている青柳だからこそ周りにそういった人が集まったり、力を貸してくれるのかな。
でも警察は怖いな。
内部での信頼関係も綱渡りなのが怖い。
最後の本当に青柳でしたか?って質問はずっと敵対していた相手なのに同情すら感じる。
そもそもの目的がハッキリと描かれていないのがより怖さと不気味さを出してる。
なんとなくこーなのかなって妄想はすれど、そこまでする必要性やメリットがわからない。青柳が知らないならこちらも知らなくて良いのか。
あとあのターミネーターみたいな警官はなんなんだ。
韓国版はかなりストーリーが違ったが、好みは日本版だった。逃げるラストがやっぱり好きだし、いろんなヘンテコなキャラが登場するのも伊坂幸太郎っぽい気がする。あんまり読んだこと無いけど。
改めて観ると堺雅人とカン・ドンウォンなんか雰囲気にてる。