韓国版のがあるけど、元々日本の小説原作だということは全く知らなかった。
しかもこれ興行収入11.5億らしい。かぐや様は告らせたいの一作目がその倍らしくて、平野紫耀なので当たり前っちゃ当たり前だけど、スケールの大きさに見合って無さすぎて笑った。
この作品想像以上に面白かった。
ストーリーは首相暗殺という大きな事件の濡れ衣を着せられた主人公の青柳が、警察組織や世間からも追われる身になり、壮絶な逃亡劇を繰り広げる。
本作は黒幕が誰かには重きを置いてなくて、主人公は最後まで生きて逃げ切れるのか?というところに重要性があるので、色んな解釈を読んでいると、この作品では青柳はとりあえず逃げることをしなくてはいけなくて、それが達成されたら、今度は黒幕を暴くといったシナリオがあるのではないかと言われてる説もあるっぽい。
原作を読んでいないのもあって余計に気になるところは多々あったけど、逃亡劇としては良かった。
堺雅人さんの善人顔にピッタリな役すぎてもはや堺さんしか務まらない。未来への希望が詰まっている作品。