WarabiMochi

ゴールデンスランバーのWarabiMochiのネタバレレビュー・内容・結末

ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

金曜の夜に1本。
冒頭から引き込まれた。日常の生活から非日常へと移り変わるテンポとその後のスピード感に2時間があっという間に過ぎてしまう。伊坂幸太郎原作ということもあってか、序盤、中盤に仕掛けられた伏線が最後見事に回収されるところは思わず声が出てしまった。
堺雅人主演ということで鑑賞を決めた作品であったが、その主人公が置かれる環境はまるで自分にも起こりうるのではないかと共感してしまう。
本作の見どころはなんといっても終盤の花火が打ち上げられるシーンだと思っているが、勘のいい人なら展開が読めてしまったいただろう。
だが、この作品の良いところは主人公が日常から非日常へと強制的に移行させられるプロセスと、そのことをきっかけに再確認する友情、そして巨大権力の陰謀にたった一人で立ち向かう主人公にあるのではないだろうか。
何度でも見返すことで新しい発見のある作品だと思う。キルオとエレベーターがお気に入りポイント。
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