仕事終わりで最終に駆け込んだら劇場に僕一人…ど真ん中でどーんと観てきました。
この作品はスポ根ものではありません。
黒人差別、ユダヤ問題、様々な政治の問題を事実をもとに描いています。
ヒットラーさえ嫉妬したと言われる陸上選手。
壮大な音楽に乗せて勝ち上がっていく姿と自分の力ではどうにもならない差別へと向かっていく。
しかしこの作品で救われるのはお父さんとコーチの存在。2人がいたからこそ彼はオリンピックに出れたはず。
割と尻窄みな終わり方ではありますが、有名になっても受ける差別には悔しくなります。
もう少し天才的な力より努力を見たかったかな。