栄光のランナー 1936ベルリンの作品情報・感想・評価

「栄光のランナー 1936ベルリン」に投稿された感想・評価

kubota

kubotaの感想・評価

4.8
五輪に出場した、たった1人の選手からスポーツマンシップのみならず、この時代に存在した政治的思想、人種差別に対する考え方。また、映画を作ることの意義に至るまで、非常に多くを学べる作品だと思います。
社会とは様々な要因が複雑に絡み合って進歩していくものだと改めて感じました。
それぞれの人物の深い考え方と、強い情熱には心動かされるものがあります。
LOVEMOVIES

LOVEMOVIESの感想・評価

4.6
オリンピックで一度に
いくつもの金メダルを獲得した
ジェシーオーエンス🏅
本当にすごい。感動しました!!☆
思いだし記録

JCオーウェンスさんの半生
家族
スポーツ
実話
字幕

手帳に、見た記録書いてあった。
Tatsu

Tatsuの感想・評価

3.5
スポーツだけでなく地球に生きる人としてこうであれと思う映画です。

ドイツのロング選手という人がいたことを知ることができてよかったです。
オーエンスが彼の行動に対してドイツ語でお礼を言っていたことも印象的です。

原題のタイトルが素晴らしいです。
調べてみるとただのダブルミーニングだけでなく、冠詞の有無等、更に深い意味まで考えられているようです。

本作どこまでが実話なのか気になるところです。
本作の製作国についてもこのFilmarksではフランス・カナダ・ドイツの合作となってますが、ウィキペディアではアメリカ・カナダ・ドイツとなっています。
どちらにしても80年後にこのような作品にドイツが協力してくれる世の中になって本当に良かったと思います。
ラウぺ

ラウぺの感想・評価

3.7
2時間15分とやや長めの上映時間ですが、途中でダレるようなこともなく、心地よいテンションで最後まで見ることができます。
特に前半オーウェンスがオリンピックに出場するまでの過程以上にウェイトを置いているのがナチスドイツのような史上最悪の政治体制下の主催であってもオリンピックに参加することは是か非か、という問題で、「参加することに意義がある」などとお題目だけでは到底解決不能な、非常に難しい問題を正面から描くことで、その後の実際の競技場面での崖っぷち感が否応にも増す、という好ましい結果を生んでいます。
実際問題これほど究極的な選択は今後はあまり起こり得ないとは思いますが、オリンピックに競技以外の要素が絡むボイコット問題は個々の事例ごとにはよく発生していることであり、競技とはすべて切り離して考えることができるのか?という命題は普遍的な問題として捉えることができるでしょう。

映画にはレニ・リーフェンシュタールとゲッベルスが登場してベルリンオリンピックの政治的な問題を浮き彫りにしていますが、リーフェンシュタールの捉えどころのない微妙な立ち位置は想像されるそのままのイメージ通りに描かれていますが、ゲッベルスの方はやや単純な悪党といった感じで、ナチスの文化行政の主導的立場にあって様々な分野に目を配らせる文化人的(好意的な語彙としての文化人という表現ではない)なイメージとはやや乖離した印象がありました。

また、この種の事実をもとにした映画にはありがちな、どこまでが事実でどこまでが映画としての創作なのか?という問題が気になる箇所がいくつかありました。
例として挙げるなら、
・アベリー・ブランデージがアメリカオリンピック委員会の会長としてオリンピック出場の是非を検討するためドイツに赴いた際に行われた取引の可能性
・400mリレーのアメリカ選手からユダヤ人選手が直前になって外された理由
・ジェシー・オーウェンスが走り幅跳びのドイツ選手ルッツ・ロングが選手村のロングの部屋で会話する場面
といったところ。
これらは実際のところどこまで創作なのか?という点が明確にならないと、映画と事実の峻別が曖昧になり、作品評価もなかなか定まらないという問題があります。

このところこうした映画は大変多くなっていることもあり、事実関係を知ることの重要性はますます大きくなっていると思います。
こうした点を確認する意味でもパンフレットを購入するわけですが、トリビアとしてもそうした点を解説するトリビアが載っていない場合も多く、うやむやに終わることも多いのです。
映画の制作者はオリジナルと事実の境界についてできるだけ開示すべきだし、配給元はそうした情報があるならパンフレットには可能な限り盛り込むように配慮を望みたいところです。
興味深いテーマであり、当初の予想以上に秀作でもあるので、余計にこうした情報の曖昧さが気になるところでした。
metamegane

metameganeの感想・評価

3.8
人種と政治が絡み合うベルリン五輪、伝記映画ながら今にフィットした作品。
怪我をしたライバル黒人選手やピンチを救ったドイツ人選手、のちのIOC会長のせいで走れなくなったユダヤ人選手など。
大会を記録したドイツ人映画監督リーフェンシュタールを擁護するような扱いだが、気になったので近いうちに観てみる。
scope

scopeの感想・評価

4.1
こうゆう人達がいたという事を知ってからと知る前では、考え方が変わる。
アメリカの国旗を背負って闘った人達がいた。ドイツの国旗を背負って闘った人達もいたんだ。ということ。
ルッツ・ロングの生き様に涙する
実話ベースの「重さ」に嘆息する
2018.6.3
ちょ、ちょっとちょっと!このダサい邦題はなんですか!せっかく原題は"race"で2つの意味が掛かっててシャレオつなのに!

42という映画は野球でしたが、本作は陸上競技での人種差別が描かれています。しかもヒトラー統治下にあるベルリンで行われるオリンピックに出場したいと。色んな嫌がらせも受けるけどスポーツは一生懸命の人やフェアな人を純粋に応援したくなる!そんな想いもつまった一作でした。
BS民放、字幕版にて初鑑賞。
カール・ルイスよりも大昔に化け物選手が居る事実に驚いた。あと中盤のワンカット(風?)のシーンが選手の心境と画の迫力を両立させていて素晴らしい。
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