ししまる

二重誘拐のししまるのネタバレレビュー・内容・結末

二重誘拐(2004年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

2004年のサスペンス。ビジネスで成功しピッツバーグの豪邸で暮らす初老のウェイン(ロバート・レッドフォード)が仕事から帰宅せず、妻アイリーン(ヘレン・ミレン)に身代金を要求する連絡が入る。犯人役にウィレム・デフォー。
原題は「The Clearing」(清算)。1987年9月にオランダで起きた実業家Gerrit Jan Heijn氏の誘拐事件をベースとしている。
皆さん言われる通り、あれこれ邦題の意図を考えても答えが見つからない。あえて言うなら「偽装誘拐」では?
で、作品自体は時間が前後していて分かりにくいが、実はそれがポイント。実際の事件も犯人エルザスは誘拐から数時間後に殺害した後、被害者が生きてるふりをして、眼鏡を送り付け、身代金を要求。番号が記録された紙幣を使い逮捕、服役した。
終盤15分は多少緊迫感があるが、結局何を描きたかったのか分からずじまい。ミレンの演技はよかった。
✳️再鑑賞
ししまる

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