ジャーナリストのミカエルは大財閥ヴァンゲル・グループの前会長ヘンリックから依頼を受け、ヘンリックの16歳のめいハリエットが失踪した事件を再調査。天才的リサーチャーのリスベットを相棒にする。
ハリウッド版と同じ長さの2時間38分。ダニエル・クレイグ主演でスタイリッシュなハリウッド版に比べ、本作はキャストの違いなどから地味とも言えるが、重厚と評することもでき、猟奇的な事件を追うミステリーとしては上々な仕上がり。北欧感ご当地製作の本作の方が雰囲気ある。ストーリーは当然同じで原作により忠実なのはハリウッド版らしいけど、細かい点が違っていて結構別物の印象を受ける。ノオミ・ラパスの体当たり演技がすごい。
✅メモ
スティーグ・ラーソンによる小説シリーズが原作。続編2作品が製作された。本作の原作は2011年、デヴィッド・フィンチャー監督によりハリウッドでも映画化された。
