いちじく

回路のいちじくのネタバレレビュー・内容・結末

回路(2000年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

赤いテープを貼り付けて封印したドアから幽霊が溢れてくる。一度作られたそのシステム「回路」はルールとなって
世界を侵食していく。
職場の人間がみんな自殺したりシミになったりチリになったりしてしまう麻生久美子。
ネット上の不気味な映像を小雪に相談して好い感じになるも回路に取り憑かれた小雪は自殺してしまう加藤晴彦。
回路によって世界は崩壊してしまうが2人は行けるところまで行こうと船に乗る。
役所広司の船に拾われて南米に向かうが加藤晴彦はシミになる。


『CURE』から続けて視聴。こちらも意味が解らず。
電子回路・ネット回線を通して侵略・脅威と繋がる感じが『ループ』っぽい。不条理感のある終末世界が『新世紀エヴァンゲリオン』っぽくて最後は意味不明な「ありがとう」を言われたような余韻が残る。2000年前後の流行か。

電気付けたら田口がいたシーンと飛び降り自殺のシーンでゾッとする。
大股でゆっくり普通に近寄ってきつつ途中でグニャッとなる接近方法。
印象に残る好きなホラー描写が多いんだけれど暗くて解りにくい描写も多数。

田口と麻生久美子が親しげなので交際してたのかと思ったけどそんなことはない?クビ吊ったのは話した直後なのか、話してた相手は幽霊だったのか。
救助措置してやれよと思う。

電車のシーンが特に意味が解らず。
改札口からしてどういう状況なんだ。
なんで加藤晴彦は赤いテープの部屋に入った?催眠術にかけられたみたい。
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