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「回路」に投稿された感想・評価

Ron

Ronの感想・評価

4.0
いわゆるホラー映画ではない。この悪夢的な雰囲気は今のスマホ世代の人にはちょっとわからないかも。

僕がネットにハマっていった頃、「南極のニンゲン」をきっかけにそれまで覗いたこともなかった(というか毛嫌いしていた)2ちゃんねるを見るようになった。2001年ぐらいだったか。

この映画にはその頃のネット上のオカルトの雰囲気が満載されている。たぶんそういう断片をつなぎ合わせて脚本を書いていったんだろう。黒い人、明日の死亡者、きさらぎ駅、などなど。

あの頃のネットはまだどこか、ともすると異界につながってしまうのではないかというような何とも言えない雰囲気があった。なのでそれを知らないとこの映画はなんだかよくわからない、そして最後はなんだか人類が滅亡してしまうような、そういうふうに見えてしまうのではないか。

だからこれはホラーではない。不条理な、「ねじ式」のような、あの頃のネットにおけるオカルトの雰囲気を盛り込んだ、最高に怖い映画。
EmiDebu

EmiDebuの感想・評価

2.0
うーん、解釈の余地があるのと意味がわからないのは別物な気がするけどなぁ。
黒沢ホラーというブランドがあるのはわかるけど、
「なんかよくわかんないけど、なんとなく不気味で星4つ!」みたいなレビューばかりを見ると、結局あなたが評価してるのはそのブランドですよね?と思ってしまう。

正直、当時のインターネット黎明期のアンチテーゼみたいなものなのかなと個人的には受け止めてる。
人は、離れすぎると近づこうとするけど接近すると死ぬ。ネットを介して個で繋がっている孤独な人たちはどこかそこに重なる部分がある。

かと言って全てが納得いくわけでもなければ、解釈を読んでもうーんって感じ。どれも的外れな気がしてるが「でもすごい!」って評価されるのはやはりブランド力。
ただ不気味さを演出するだけで話はどうでもいいのかと疑いたくなる。

CUREが良かった分、かなり駄作の感じがした
ユウ

ユウの感想・評価

5.0
久しぶりに観たらこんなに怖かったっけと慄いてしまった笑。
加藤晴彦と武田真治の存在感がすごい。加えて役所広司、風吹ジュン、哀川翔と90年代黒沢映画のスターが集結、ひとつの集大成的な作品。
ネット世界に向けた憂いの視点があって、実際今はもう幽霊だらけの未来になってしまったかも。それでも前を向くラストが好きです。
意味不明。
支離滅裂。
考察しても答えが出る訳もない。

ただ、ホラーの演出はさすがって感じ。
komi

komiの感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

じわじわくる恐怖、薄気味悪くて精神的にくる。でもラストがイマイチ
友

友の感想・評価

4.3
人間は生きてても死んでもずっと孤独で、本人の精神力しかあてにならん
ウォーキング霊がいちばん怖い
靜

靜の感想・評価

-
定期的に鑑賞してる。
黒沢清の「カリスマ」「CURE」「回路」はリアルタイム19歳ぐらいで劇場鑑賞したかったと思う、つくづく本当に。
テレビもパソコンもやたらと重量と奥行きがあって、まだ携帯電話が主流じゃなくて家電話が一人暮らしの家にあったりするネット黎明期に観たら絶対に響くところが違うと思う。実体のないネット空間から漂う掴みようのない得体の知れない不気味さと、幽霊という実体のない存在の相性はとても良い。好き。
この頃の黒沢清が言いたかったことを、今、なんとなく濱口竜介の作品に感じるけどまだうまくまとまらないな。
すごく分かりづらいけど、言いたいことは分かる気持ちにさせる黒沢清。嫌いになれない。

個人的に2000年前後における加藤晴彦の存在感は唯一無二で、チャラく軽薄な若者像を背負わせたら世界一だと思う。若者である一瞬の時期の彼をフィルムに残しておいてくれて、どうもありがとうございますと毎回どの作品でも拝む。演技の上手い下手などは関係なく、加藤晴彦そのままを受け容れるかのように役柄も設定されているから、彼はそこに座って髪型、顔、洋服、佇まいでもってオカルトサスペンスホラーブームの流れに馴染み、楽観思考(それだけじゃない含みを匂わせながら)の若者をその身に貼り付けて光り輝く。

構図とか面白いので観てみてね、と雑に〆ておしまい。
秋刀魚

秋刀魚の感想・評価

2.8

このレビューはネタバレを含みます

動画配信サービスの画質の悪さもあり、怖いシーンが暗くてあまり見れなかった……。
見れなかったけど演出は怖かったしBGMも盛り上げてくれてた。

話はあまり掴めないまま終わりまでいって、ツッコミどころが多く終わった。でも解説を見たらスッキリしたので観た後は解説を見よう!!
パンチ

パンチの感想・評価

3.0
いやあもう全カットに何かあるんじゃないかと観てたから疲れた
あの不穏な空気感はさすがですわ

つか加藤春彦のたらし加減すごいな初対面でちゃんつけたとて名前呼びして2回目で呼び捨てやで
後ろついてくる麻生久美子のこと何度も気にかけたりからだ支えてもろてる手を重ねたり
たま

たまの感想・評価

3.3
あの世が幽霊で溢れたから幽霊が人間たちに…って話。
インターネットが当たり前の今、この作品を見てもなかなか共感が難しい。
ずっと暗い映像、ぬるっと動く幽霊、染み良かった。
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