しばお家

回路のしばお家のレビュー・感想・評価

回路(2000年製作の映画)
4.0
『マトリックス』と公開時期が近い。インターネットというものが一般化し始めた1990年代後半から2000年の人たちは、この映画で描かれているように、自分たちが今生きている世界が本当に実在するのだろうか?と考えている人が多かったのだろう。
インスタのストーリーやTL 、常に誰かとオンラインで繋がっていられる時代になったが、表面的なつながりだけが増えた最近を風刺している気がした。
特に画面が暗くなって目を凝らしている時に、反射で自分の顔が映った時が1番虚無になります。

メモ
・赤が象徴
・役所広司好きやな黒澤監督
・見えるか見えないかが結局1番怖い
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