もっちゃん

アパートの鍵貸しますのもっちゃんのレビュー・感想・評価

アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)
3.5
Filmarksで知った作品を観てみようシリーズ🎞
第5弾は名匠ビリー・ワイルダー監督の『アパートの鍵貸します』(『The Apartment』)


ビリーワイルダー監督作品はアガサクリスティ原作のどんでん返しミステリー『情婦』に続いて自身2作目。
情婦のときはどんでん返しくらってびっくりしましたが、伏線をホント綺麗に張る脚本家だなと感心します。「緻密な脚本」というイメージがあります。

その構成力はラブコメディながら本作でも遺憾なく発揮されておりました。
決してエモーショナルな展開があるわけではないので面白いかと聞かれるとそうでもないですが、脚本づくりの「教科書」のような構成は見事。
一見の価値ありといった映画ですね。



鍵を貸すのは大手保険会社に勤める中年男性の≪バクスター≫
毎日残業で「冴えてない」、ほんとはアパートに「帰れない」
貸した部屋では「上司」の「情事」
「コト」が終えるまで「外」で待つ
から寒さにやられ次の日に「病気」
上司と約束している「昇進」
それがアパートの鍵を貸す「動機」

ある日、「部長」にバレて「無情に」
取り消される昇進「悲しい」
と思いきや部長も鍵を借りたい「話」
部長の不倫の相手は≪フラン≫
バクスターが寄せてる「好意」
の相手とわかって彼は「傷心」...


上司の情事が韻を踏んでいたので
アパートの鍵貸しますラップつくりたくなりました笑ヒェイヒェーイ♪
※そんなノリの映画ではありません笑
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