自由を求めて誰に迷惑をかけるともなく無軌道に走っているだけなのに、余所者であることや人と身なりが違うというだけで保守的な社会から拒絶されて迫害されてあまつさえ殺されてしまうのバリきつかった。
ストーリーはあってないようなものなので退屈っちゃ退屈。
キャプテン・アメリカとビリーの絆とか繋がりがいまいち見えてこないので(二人の会話シーンも少なく、彼らのバックグラウンドに関する情報も無いに等しい)いまいち入り込めなかった感が。
音楽のチョイスは良い。全体的に拙いものの、当時のアメリカの空気感を伝えてくれるのでアメリカの現代史と絡めて観ると面白そう。
エンドロールを呆然と見ながら、自由とは何かについて暫し沈思してしまった。
映像作品としての出来の良さはともかくとして、衝撃を受けた作品だった。