1969年、主役の二人、ピーター・フォンダとデニス・ホッパーが製作したアメリカン・ニューシネマの代表作。
これぞ、ロード・ムービー。久々に見ました。
ヤクの密輸で大金を得たワイアット／キャプテン・アメリカ（ピーター・フォンダ）とビリー（デニス・ホッパー）は、その金をフルカスタムされたチョッパー仕様のハーレーダビッドソンのタンク内に隠し、カリフォルニアからマルディグラ（謝肉祭）の行われるニューオリンズ目指して旅に出る。
これを見て、ハーレーでアメリカを走ってみたくなった人も多いはず。
旅の途中、無許可で祭りのパレードに参加したことを咎められ留置場に入れられるが、弁護士ハンセン（ジャック・ニコルソン）に助けられ、彼と3人で旅を続ける。
当時の保守的なアメリカ南部では、黒人や有色人種のみならず、長髪やヒッピー風の人間も忌み嫌われていた。
そんな中で3人は・・・
有名なSteppenwolfの"Born to Be Wild"を始めとするRockを楽しみつつ、ラストシーンの悲しさ・重さから、"自由と開拓"の象徴だったはずのアメリカの闇について改めて考えさせられます。
