東宝の特撮映画、「変身人間」シリーズの第3弾。
昭和っぽい懐かしさ・いなたさがとてもいい感じだけど、一方で八千草薫の美しさや日本舞踊、切ない展開など、大人っぽい要素もあり、思いのほか良かった。
「君の美しい踊り」の下りは、現代の仕事頑張ってる女性でもジーンとするな。
土屋嘉男の肝の座った感じがガス人間にピッタリ。でも、この人特撮大好きだから、ノリノリでやってるんだろうなと思うとほほえましい。
映像は、長めのシーンにアップを挟んだり、短めのシーンをたくさんつないだりと、サイレントに似ている。一つ一つのシーンの完成度は高いと思う。
主演の三橋達也の妻・安西郷子のポスターが出てくるシーンありと思ったら、結婚したのは翌年だった。婚約中?