夢野猫

ガス人間第1号の夢野猫のレビュー・感想・評価

ガス人間第1号(1960年製作の映画)
4.0
変身人間シリーズ三作目。

前二作とは違い、もはや戦後では無い日本。戦争のセの字も出て来ない、経済成長著しい社会。富める者は富、貧しき者は踏み付けられる。
そんな社会を風刺した様な作品だと感じるのは、深読みしすぎだろうか。

シリーズとしては、サスペンス色は殆ど無く、恋愛物(それも悲恋物語)の色が濃い、ちょっと異質な作品。
夢野猫

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