スープ大臣

A.I.のスープ大臣のレビュー・感想・評価

A.I.(2001年製作の映画)
3.3
ロボットのデイビットくんは母に置き去りにされるが無条件でその唯一の母を愛する。愛しさと切なさとなんちゃらが混じりっけなしの一本勝負でお届けするが、彼のあまりの純粋ぶりに「デイビット、そこに愛はあるんか?」と囁き、アコムの看板が揺れる。
他にもテッドのような熊のぬいぐるみくんや、シャズナのイザムさんとマレフィセントを混ぜてヤスリで擦ったみたいなロボットのキャラが出てきて明るく映画を彩るが、ときどきキューブリカルな難解・不思議な雰囲気もあり、どっちつかずといえばどっちつかずだったが最後は感動できた。