ねむねむ

A.I.のねむねむのレビュー・感想・評価

A.I.(2001年製作の映画)
3.3
人を愛する“機能”を備えた子どものロボットが、ロボットであることに葛藤を感じながらも母親からの愛を求めて奮闘する物語

科学技術の発展は、ロボットが人を愛することを可能にしたが、それはある意味禁忌にも近い領域で、同時に人間もロボットを愛する責任があるのではないかという議論を他所に進められたプロジェクトの一環だった

物語は終始子どものロボットからの視点で描かれており、母親からの視点が抜けている点は両者の愛の熱量を対比したものと思われる

人間のエゴの被害者となったロボットの切ない物語
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