なんて哀愁のある作品なのか。
最初の30分くらいはホラー味がありすぎてこわかった。
こっから復讐劇が始まるやつじゃんとビビってたら、そこからデイビッドの冒険譚に様変わり。
どこまでも直向きなデイビッドが段々かわいく見えてくるが、時折見せる異質さが人間味を感じさせてくれないためこわいという感情が消えない。
冒頭の博士と女性記者?のモラルに関する会話が印象的。デイビッドの様なメカ子どもだけに当てはまらず、創造する側の責任は避けられないものだと思う。
傍目から見ればこんな悲しい物語は無いと感じるが、デイビッド視点から考えるとハッピーエンドなのかもしれない。