このレビューはネタバレを含みます
見たの結構昔だけど、
ふと思い出したので感想を書きたい。
うろ覚えだけど。
ストレイテナーというバンドの好きな曲の歌詞で、
「過去を書き換えても 未来を操っても
手に入れられないものを」
という一節があるのだけど、まさしくそれだって思った。
この映画もこの曲も結構前の作品になるけど、ふと思い出して、自分の中で何かが消化された。
要は大切な人を救う為に、主人公は何度も過去に戻るけど、待ってるのは不幸な結末ばかり。
自分から遠ざける事が最良の道なのである。
赤の他人として人生を送る事こそ、大切な人を救うという何とも悲しい選択。
「関わらない事が一番」という日常よく思う事が凄く皮肉なものに感じる。
そして時間が経って、二人は街中ですれ違うけど、その事を知っているのは主人公だけ。
でも、これで良かったんだよね、ってセリフが無くてもそう伝わる印象的なシーン。
久々に見ようと思う。
