蝶の小さな羽ばたきが、世界の裏では大きな竜巻を引き起こす。
突然、自分の記憶が無くなる。
気がついたら、何かが起こったあと。
そんな症状に悩まされていたエヴァン。
記憶についてエヴァンは学び、大学を謳歌する。
そんななか、普段書いていた日記を手にし、読み返してみると…
もし、過去を変えられたら。
一度は考える事だろう。
今の記憶を持ったまま、もう一度人生をやり直せたら、どんなに素晴らしい事だろう。
しかし、いい事があれば、悪い事も起こる。
過去を変えれば、当たり前のように、未来も変わる。
出会う人も変わり、自分の存在を歪めてしまう。
ならば、今を抱きしめるしかないのではないか。
悪いことが起きても、運が悪いとは限らない。
新たな未来を切り開く引き金となる。
最後の主人公の決意がかっこいい。
今を、そして未来を信じるため。
その為に過去があるべきなんだろう。
何度も見たくなる映画!
傑作です。