シーラ

旅立ちの時のシーラのネタバレレビュー・内容・結末

旅立ちの時(1988年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

本当に、最後の最後で泣いた。
家族って何だろう、ってなった。
家族での愛って何だろう。
家族を構成する親と子供の関係って何だろう。
印象深かったのは、ダニーが「家族には僕が必要なんだ」って、言うところ。
あの年頃だったら、逃亡生活に嫌気がさしたり、親に反抗したりするだろうに、それでもそんなこと全て理解したうえで家族と共にいようとする心が、何というか印象深かった。
ある意味、家族の成長の物語だとも思っていて、子供が完璧じゃ無いのは当たり前だし、親も同じく完璧じゃ無いんだよね。今は完璧だったとしても、子供が産まれた時は、親っていうのはまだ20代か30代。
それでも、最後の最後にアーサーがあの決断をしたところは本当に感動だった。
アーサーだって、離れたく無い気持ちが強いけれど、ダニーと同じく、それを含めて理解して愛しているからそんな決断をしたんだよね。
『旅立ちの時(Running on empty )』にあった作品だった。
シーラ

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