umakoron

旅立ちの時のumakoronのレビュー・感想・評価

旅立ちの時(1988年製作の映画)
4.3

逃亡犯とその家族
その設定からして興味をそそられるが
脚本も明解で無駄がなく
リズムの良さもあいまり非の打ち所がない

一見無茶苦茶な親子関係だが
そこには無骨ながらも愛があり
それゆえに子供達も忠実

大人の理不尽さや身勝手さに心が痛むも
健気に生きる子供達の姿に胸打たれる

親の在り方を考えずにはいられない
ずしりと響く秀作であった
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